ここ最近、デスノのMMD動画を作りたくて色々とモーション配布動画とかを見ているのですが、その影響で久しぶりにニコニコ動画をよく見るようになりました。
youtubeが台頭してきて久しいとはいえ、やっぱりMMDとかはニコニコ動画が本家という感じがありますよね。
思うと、私がデスノートのラストをなんとなく知っていたのも、ニコニコ動画の影響が大きいのかなと思います。
ニコニコ動画で青春を過ごしたタイプのオタクだったんですが、めっちゃありましたよね、デスノートのMAD…基本アニメ版の最終話が音素材として使われていましたが。
当時は見かけても、へぇデスノートってこういうシーンあるんだぁ、程度にしか思っていなかったのですが、改めてハマってから最終話を見てみると、よくこんなしんどいシーンであんなMAD動画いっぱい作ってたな?!と改めて驚きがありました。
それくらいデスノートの最終話はしんどい…月好きとして改めてあのシーンを映像で見る悲しさもありますが、なにより声優さんの演技がとんでもない。
インタビューでも自分が月と一緒に死ぬつもりで演じたとありましたが、本当にこんな演技したら戻ってこれるのか…?っていうくらい、熱量を感じます。
だからこそ一種、異質さがあって、人を引き寄せてしまうからあんなにたくさんのMADが作られていたのかなとおも思います。(今でも作られてるからすごい)
とはいえ基本的には茶化すようなものが多いので、そこがファンとしてはモヤモヤするのもありつつ…しかしこれがデスノという作品の持つ力かという気持ちもあり…複雑。
そういえば、その程度にしかデスノートのラストを知らなかったので、なぜかずっとアニメ版デスノートのオチを勘違いしていました。
いったいどこで見たのかさっぱり覚えていないんですが、私の記憶の中では、月が原作通りリュークに名前を書かれて殺された後、死後の世界らしきところで、延々に続く螺旋階段を狂ったように笑いながら昇り続け、リュークの「デスノートを使った人間は、天国にも地獄にも行けない」というナレーションで終わる。というものでした。
なので、実際に最終話を見てみて…え、月、ここで逃げ出して、え……?過去の幻影なんて、そんな、待って、こんな穏やか……あああああ!L!お前、なんで!ここに!は?お迎えに来たの?こんな、え?こんなん!愛じゃん!L月じゃん!!!
ってめちゃくちゃ混乱と驚愕と歓喜が一度にやってきました。
ニアに負けて松田に撃たれるシーンが有名すぎるせいで、まさかその後にこんな最高のシーンが続いているなんて…そんな、無理、受け止めるのに一ヶ月かかる…。
ファンブックでも月の見た幻覚と書かれていたり、リライト版(リュークの視点から見たデスノート)では出てこないことから、本当にこのLは月が最期に見た幻覚なんだろうなと思うんですが、そんな時までずっと月はLに囚われていたのかと考えると、もはや愛としか言えない。
やはりアニメ版は夜神月とLのお話なんだなと、ひしひしと感じました。
ところでもう一つ勘違いしてた事として、ネットミームで「ジェバンニが一晩でやってくれました」が有名すぎて、ずっとジェバンニはニア側の最終兵器めちゃつよチート捜査官、みんなからとっても出来る奴扱いされている。
みたいに思っていたんですが、実際は割と不憫な扱いされててとても面白かったです。
嫌いなものが理不尽な上司…頑張れジェバンニ、短編集出てこなかったけど。
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